太宰府の民俗


6日吉神社


  観世音寺区(かんぜおんじく)は四王寺山の南麓に位置し、西は坂本区、東は五条区、南は五条区と通古賀区に接しています。観世音寺という地名の由来は、天智天皇が母である斉明天皇の菩提を弔うために発願した観世音寺によるもので、大宰府政庁跡をはじめ、戒壇院(かいだんいん)、学校院跡(がっこういんあと)など市内の主要史跡が集まる地域です。
  観世音寺区の氏神は日吉神社(ひよしじんじゃ)で、祭神は大己貴命(おおなむちのみこと)です。お宮の成立年代について、『福岡県神社誌』には「創立朱鳥(686)大宝年間(701~704)と云う、承応元年(1652)頃領主再興」と記されていますが、そのいわれについては明らかにされていません。この他、『筑前国続風土記拾遺』などの地誌類に観世音寺の鎮守神として山王二十一社が勧請されたと書かれており、「山王神社(さんのうじんじゃ)」などとも呼ばれていました。

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